麻雀入門 第5講/全6講
麻雀の鳴きとは?ポン・チー・カンのやり方とデメリットを初心者向けに解説
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麻雀では、条件を満たせば他の人が捨てた牌をもらって自分の面子を作れます。これを鳴き(「鳴く」「喰う」とも)と言います。手の完成が一気に近づく便利なワザですが、代償もあります。この記事では3種類の鳴き——ポン・チー・カンのやり方と、鳴く前に知っておくべきデメリットを解説します。
ポン:捨て牌で刻子を作る
手元に同じ牌が2枚(対子)あるとき、誰かがその牌を捨てたら「ポン!」と宣言して、刻子(同じ牌3枚)を作れます。

自分の手元(対子)
誰かの捨て牌
→「ポン!」→


刻子が完成(右端に公開)
- 「ポン!」と発声して捨て牌をもらう
- 完成した刻子を自分の右端に表向きで並べる(鳴いたことを全員に見せる)
- 手牌から1枚捨てる
ポンは4人のうち誰の捨て牌でもOKです。
チー:捨て牌で順子を作る
連続する数字の並びが完成する牌を、左隣の人(上家)が捨てたとき、「チー!」と宣言して順子を作れます。
例:
を持っている → 上家が
か
を捨てたらチーできる
手順はポンと同じ(発声→右端に並べる→1枚捨てる)ですが、チーだけは上家からしか鳴けません。ここがポンとの大きな違いです。
カン:同じ牌4枚で槓子を作る
同じ牌4枚を使う特別な面子を槓子(カンツ)と言い、これを作る行為がカンです。カンには3パターンあります。
| 種類 | やり方 |
|---|---|
| 大明槓(ダイミンカン) | 手元に3枚あり、4枚目を誰かが捨てたときに「カン!」 |
| 暗槓(アンカン) | 自分だけで4枚集めて「カン!」(鳴き扱いにならない) |
| 加槓(カカン) | ポンした刻子に、自分で引いた4枚目を追加 |
カンをすると山から1枚補充し、さらにドラ表示牌が1枚増えます(カンドラ)。4枚目が余って無駄になるどころか、ボーナスが増える仕組みです。なお暗槓は「鳴き」扱いになりません——リーチも維持できる自力のカンです。
鳴きのデメリット:安易に鳴かない
鳴きは手を速くしますが、次の代償があります。
- リーチができなくなる……リーチは門前(鳴いていない手)限定の役。裏ドラのチャンスも消える
- 役がないとあがれないのは同じ……鳴いて形だけ揃えても、役がなければあがれない(初心者が最も陥りやすい失敗)
- 翻が下がる役がある……鳴くと1翻下がる役(喰い下がり)が多い
- 手の内が公開される……鳴いた面子は全員に見えるため、狙いを読まれやすい
だからこそ、初心者のうちは「役牌(白・發・中など)をポンするとき以外は鳴かない」くらいの心構えがちょうど良いです。役牌は鳴いても1翻の役になるので、鳴く理由として最も安全です(詳しくは初心者がまず覚える役)。
鳴きまとめ
| 鳴き | 作る面子 | 誰から |
|---|---|---|
| ポン | 刻子(同じ3枚) | 誰からでも |
| チー | 順子(連続3枚) | 左隣(上家)だけ |
| カン | 槓子(同じ4枚) | パターンによる。暗槓は鳴き扱いにならない |
「鳴く=速くなるが、安く・制約が増える」。このトレードオフを体で覚えるには、アプリのCPU対局練習が最適です。次はいよいよ、あがりに必要な役を覚えましょう。

を持っている → 上家が
か
を捨てたらチーできる