点数計算 第1講/全8講基礎
麻雀の点数計算のやり方|「翻」と「符」の関係と全体の流れをやさしく解説
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麻雀のルールを覚えて牌を揃えられるようになった人が、次にぶつかる壁が点数計算です。「アガれるけど、何点かは同卓者に教えてもらっている」という人はとても多く、逆に言えば、点数計算ができるだけで一目置かれます。
この記事では、細かい計算方法に入る前に、点数がどういう仕組みで決まるのかという全体像を整理します。ここを押さえておくと、この後の符計算や翻数の記事がすっと頭に入ります。
点数は「翻」と「符」の2つで決まる
麻雀の点数は、アガった手に対して次の2つの数値を求め、その組み合わせで決まります。
| 要素 | 何を表すか | 決まり方 |
|---|---|---|
| 翻(ハン) | 手の「役の大きさ」 | 成立した役の翻数とドラを合計する |
| 符(フ) | 手の「形の複雑さ」 | アガり方・面子の種類・待ちの形などを加点して合計する |
ざっくり言うと、翻は点数を倍々に増やす掛け算の回数、符はその出発点になる基礎点です。同じ1翻でも符が高ければ点数は上がり、同じ30符でも翻が増えるごとに点数はほぼ2倍ずつ跳ね上がります。
実際、点数の土台になる「基本点」は次の式で計算されます。
基本点 = 符 × 2^(2 + 翻)
「2の(2+翻)乗」という指数がポイントで、翻が1つ増えるたびに点数が約2倍になります。この式を毎回計算する必要はありませんが、「翻が増える=倍々ゲーム」という感覚は覚えておいて損はありません。
点数が決まるまでの流れ
実戦で点数を出すまでの手順は、次の4ステップに分解できます。
- 役を数えて翻数を出す……成立している役をすべて挙げ、翻数を合計する。ドラも翻に加える
- 符を数える……アガり方(ロン/ツモ)、面子の種類、雀頭、待ちの形から符を合計し、1の位を切り上げる
- 早見表(または計算式)で点数を出す……「親か子か」「ロンかツモか」で参照する行が変わる
- 点数を申告する……「30符2翻(ザンクニハン)、2,000点」のように宣言する
つまり点数計算の学習は、翻数の数え方 → 符計算 → 早見表の順に進めるのが最短ルートです。当サイトのガイドもこの順番で並んでいます。
満貫以上は符を数えなくていい
初心者に朗報なのが、5翻以上(および符計算の結果が大きい一部の4翻・3翻)は「満貫」として点数が固定されることです。
| 名称 | 翻数 | 子のロン | 親のロン |
|---|---|---|---|
| 満貫 | 5翻 | 8,000点 | 12,000点 |
| 跳満 | 6〜7翻 | 12,000点 | 18,000点 |
| 倍満 | 8〜10翻 | 16,000点 | 24,000点 |
| 三倍満 | 11〜12翻 | 24,000点 | 36,000点 |
| 数え役満 | 13翻以上 | 32,000点 | 48,000点 |
満貫以上では符が点数に影響しないため、符計算が必要なのは実質1〜4翻のアガリだけです。「符計算は難しそう」と身構えている人も、まずは翻数を数えられるようになるだけで、大きい手の点数は言えるようになります。
詳しくは満貫・跳満・倍満・三倍満・数え役満の点数で解説しています。
親と子、ロンとツモで点数が変わる
同じ翻・符でも、次の2つの条件で受け取る点数が変わります。
- 親か子か……親のアガリは子の1.5倍。そのかわり親は他家のツモで多く支払う
- ロンかツモか……ロンは放銃者が全額を支払い、ツモは3人で分担する(親は2倍払い)
たとえば30符2翻なら、子のロンは2,000点、親のロンは2,900点、子のツモは「500・1,000」(子が500点ずつ・親が1,000点)となります。この対応関係を一覧にしたのが点数早見表です。
学習の進め方(ロードマップ)
点数計算は、次の順で学ぶのがおすすめです。
- 翻数の数え方……役の翻数とドラを合計できるようにする
- 符計算の基本……符の内訳を覚え、足し算できるようにする
- 符計算の例外……七対子・平和ツモなどの特殊ケースを押さえる
- 点数早見表の読み方と暗記法……表を引けるようにし、頻出パターンから暗記する
- 実戦でよくあるアガリ形の計算例……実際の手で練習する
読むだけでは定着しないのが点数計算です。例題を見たら自分でも計算してみて、答え合わせを繰り返しましょう。